vein

日記

4.7

春の生暖かい風を感じると思い出す景色がある

ずっと文化部に浸かっていた人間の唯一のスポーツの記憶の一部です

 

小学校の頃から地区のスポーツ教室(空手とか、野球にサッカー、バレーボール)のうちのバドミントンを高校生くらいまで続けていました

小学校の体育館を使っていましたが、小学校が統廃合され廃校になったり東日本大震災でごたごたしてしまったので気がついたら、なくなってしまったのですが

 

その活動は本当は夏や春の2か月だけ、とかそのようなものだったけど私がメインでずっとやりたいってわがままを言ったような……いや他の人も言ってたし要因は別にあると思うんですけど……そんな感じで通年で活動ができるようになりました

たまに大会なんかにも出て、忘れたくない思い出ばかりです

 

活動メンバーも数年経つと代わり映えもせずにほとんど同じでした

私と、同い年の子と、1つ上の先輩と、1つ下の後輩、あとは同じ小学校だった子や社会人の人が数人、といった身内のような、全員が全員仲が良いメンバーでした

この、文字色変えた部分の人、わたし以外みんな頭よくて優秀なんですよ

というか中学高校大学、となぜか学年1位と仲が良いような謎の交友関係、爪の垢もらった方がよかった

年度初めにディズニー行ったりと、本当に楽しかったです

いま、わたしは一部の数人以外連絡先全部切ってしまったので、いつか、謝りたいと思っています

 

歳をとると人が丸くなるって本当なんだなと実感したのは鬼と評していたコーチがだんだん優しくなっていったのを始めてから数年後に思ったときです

肘の位置とか間違えたらめちゃくちゃ怒ってきたのに、活動が終わっちゃう前は笑いながら指摘してきたな、とか

老いってそういうことなのかなぁと切なくなった瞬間でもあります

お礼とか、ぜんぜん言えないままだったことに今気が付いたのでこちらもまた、いつかお礼を言えたらと

 

金曜日の夜、体育館が開くまでやっぱりきょうみたいなあたたかい風を浴びながら植えられた桜の木を見上げていました

1年は早いなとか、こういう風って心地よさと気持ち悪さの合間だよなとか

入学式までもたないだろうなこの桜、と思った記憶があるので3月ほどの思い出ですかね

 

昔の自分を思い出して泣きたくなってしまうのは情けなくて不甲斐なくて惨めさを感じるからで、いつになってもこんな日があったと笑い話にはできないんだろうなと思います

そういう性分なので

 

 

 

やっぱり春って余計なことを思い出す季節で、ダメだな

思い出を好きになれたらいいんだけど

 

 

受けたところの結果が出るまで次へ動けないというのは甘えですね

今週に面接の予定でもいれられるようにしたいと思います

 

姉が、すごく優しい姉なんですが、東京に向けて就活してるならうちに泊まりなよって言ってくれたのですが、資金もあぶない今頻繁に出歩けるわけでもないし毎日外に行くわけでもないし、いまさらどうすればいいのかわからずに断ってしまいました

 

生きていて、家族にもらったものはたくさんあります

けど、それを返せる日が来るのかわからなくて泣きたくなります

ごめんなさいとも言えず